訶梨勒(かりろく)
- seijoh ohkura
- 2023年3月3日
- 読了時間: 1分
ここ数日のぽかぽか陽気で一気に春めいてまいりました🌸
(……今年初めての記事と言うことにはあえて触れない💦💦)
ご縁ある奉馨司の先生がお仕立て下さった訶梨勒が治療所にまいりました。
下の画像のように華やかでありながらも気品ある御姿の御守りです。
色も柄も結びもすべて意味を持つ、唯一無二のものになります。
完全オーダーメイド👍
ふっくらとした雅やかな袋の中には天然のお香などのほか、得難い大切な品々が包み込まれています。
広辞苑さまの記載によれば😅 邪気を払う具として柱に掛けた事に始まる。とあり、奈良時代に鑑真和上が将来した、インド伝来にルーツがあるとのこと。
室町頃にはすでに書院の柱飾りとなっていたそうです。
お香の材料すべては薬剤でもあるので病気平癒を祈り寝台の上方にお祀りするのも良いそうです。
治療室の扉を開けるとふわっと優しく軽やかな香を感じて頂けると思います。
どうぞ耳をすますように、静かに寄り添うように感じてみて下さい。
ここから治療が始まっております🌿

結びの由来はまた次回に…
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